国際オリンピック委員会(IOC)が最高位のスポンサー制度「TOPプログラム」の協賛社として、新たに米半導体大手インテルと契約する方向で最終調整に入っていることが19日、複数の関係者への取材で分かった。期間など細部を詰めた上で近く公表される見通し。

 IOCは16日にTOPの協賛社だった米ファストフード大手マクドナルドとの契約終了を発表したばかり。2020年東京五輪まで3年の契約を残していたが、異例の撤退となり、関係機関に波紋が広がっていた。

 五輪マークの使用など独占的な商業活動が認められるTOPスポンサーは1業種1社が原則。TOPスポンサーにはパナソニック、ブリヂストン、トヨタ自動車の日本企業3社が含まれている。