競泳女子の池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が、世界選手権(7月23日開幕、ハンガリー)で日本人最多の8種目に出場する可能性が出てきた。日本水連は27日、同選手権のエントリーを発表。池江は個人4種目、リレー2種目の出場が確定。大会中に出場選手を決める混合400メートルメドレーリレー、混合400メートルリレーもメンバー入りすれば、13年バルセロナ大会の萩野の7種目を超えて、最大8種目出場になる。一方、出場権を持っていた200メートル自由形は本職の100メートルバタフライなどを優先しエントリーを見送った。日本水連の上野副会長は「池江は1つでもいいからメダルをとってくること。新たなメダリストが出てくることを期待してのエントリーです」。

 リオ五輪金の萩野は200メートル、400メートル個人メドレー、200メートルバタフライの3種目にエントリーした。