女優と競技を両立する本田望結(13=大阪・関大中)が演技後に、大会を協賛する元三フード株式会社のマスコットキャラクター「げんちゃん」との交流を楽しんだ。

 会場の控室で大きなげんちゃんと記念撮影。途中でげんちゃんが服を脱ぎ、食育を目的に肉の部位が記された裸を目の当たりにすると「すご~い」と感激。自らのスマートフォンで写真撮影した。

 地元の大津市に本社を置き「肉のげんさん」と親しまれる同社は、滋賀のスケートを支援して3年目。谷口剛社長(49)が知人に誘われ、初めて大会を見た際に「みんな『ただ滑って、ただ帰る』というような感じだった」と盛り上げの必要性を感じたという。「もっとメジャーにしていって『(スケート選手に)なりたいな』っていう子どもたちを増やさないといけない」。今年のシニア女子には18年平昌五輪を目指す三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)や坂本花織(17=神戸FSC)らも出場。徐々に認知度を高めながら、げんちゃんと共に普及や発展に向けた取り組みも続いていく。