Bリーグは24日、都内で9月1日から千葉・船橋市総合体育館などで開催される初のカップ戦アーリー杯の会見を行った。

 大河正明チェアマンは新たなカップ戦創設の理由を「リーグ戦、天皇杯とともに3大タイトルの位置づけと、五輪予選やW杯予選など短期決戦の準備のため」と説明した。昨季チャンピオンシップ出場8チーム中、優勝の栃木ブレックス、準優勝の川崎ブレイブサンダースなど5チームが参加する関東アーリー杯からは、アルバルク東京の日本代表・田中大貴や、昨季準優勝の川崎辻直人らが出席。田中は「監督が新しくなり、自分は代表から2、3日前に合流したばかりだが、新しいA東京を少しでも見せていければ」とあいさつ。辻は「新しい川崎を見せて、初代アーリー杯チャンピオンになりたいが、ちょっと賞金が少ない。もっと大会が大きくなって賞金も大きくなったら、頑張ろうという気持ちが出てくる」とジョーク交じりに話した。関東アーリー杯は、9月1日の1回戦で、千葉-横浜、A東京-SR渋谷を開催。同2日は千葉-横浜の勝者と栃木、A東京-SR渋谷の勝者と川崎が対戦。同3日に決勝戦が行われる。