Bリーグの大河正明チェアマン(59)が4日、都内の事務局で2季目を迎えたリーグの第1節を総括した。

 9月29日に開幕したリーグ第1節は、Bリーグ1部チームを中心に、全国10試合で満員を記録した。大河チェアマンは「無難なスタート。川崎、大阪は1年たってだいぶ進化した。有料率も1部で京都以外は全部上がったのは明るい材料」と手応えを口にした。

 またチームについては「西宮のバスケットはこのまま続けると面白い。あのバスケットを貫いていけば、そこそこ勝てる」と、今季から1部に昇格した西宮の頑張りに期待した。さらに、1部と2部の決算情報については11月ごろ36チームの情報を開示する意向を示し「(サッカーの)Jリーグ並にしたい。行政に協力を仰いでいる立場なので、むしろ開示した方が協力が得られる」と話した。