フィギュアスケート女子のグランプリ(GP)シリーズデビュー戦で5位に入った本田真凜(16=大阪・関大高)が29日(日本時間30日)、スケートカナダ(レジャイナ)のエキシビションに出演した。

 ショートプログラム(SP)の淡いピンク、フリーの赤とはイメージが変わる黒の衣装で登場。ピストルを放つしぐさや、倒れ込んで肘を突いたりと、多彩な表現でカナダのファンを沸かせた。

 SPは52・60点で10位。どん底から前日28日のフリー3位で巻き返すなど、変化が大きい2日間になった。次戦はGP連戦となる中国杯(11月3日開幕、北京)。

 「初めてのGPシリーズでは自分の中で得るものがたくさんあった。ショート(SP)は本当に悔しいというより、悲しい演技をしてしまった。次はショートのミスがないように演技したい」と意気込んだ。