代表初キャップのロック姫野和樹が試合終了間際、初トライを挙げた。ゴールライン手前5メートル付近のスクラムから密集状態となり、相手を払いのけてトライを決めると、両手を突き上げて喜びを爆発させた。「ボールキャリー(保持)を継続することはアピールできた。その積み重ねがトライにつながった」。

 防御では前半に反則を与える場面もあったが80分フル出場した。フランカーも兼任する23歳の若きホープにジョセフHCも「生粋のリアルロックではないが、非常にハードワークをしてくれた」と評価した。