14日に行われた男子200メートル背泳ぎで優勝した金子雅紀(25=イトマン東進)が、100メートル背泳ぎ予選に出場して、50秒63で全体のトップで決勝進出を決めた。

 「75メートルまでは頑張った。ラストスパートはかけていないので、まだ伸びると思う」と前向きに語った。

 11日までの同北京大会ではコンディションが悪かったが、陸上での調整を中心に調子を上げてきた。「ようやくスイッチがはいった感じ」と気合十分だ。

 午後から始まる決勝では「(自身が持つ)日本記録(49秒65)にどれだけ近づけるか」を目標に、背泳ぎ2冠をかけて戦う。