新潟アルビレックスBBは千葉ジェッツに77-82で逆転負けした。中地区2位と東地区2位の上位対決になったが、5点の小差で負けた。上越市出身のポイントガード(PG)五十嵐圭(37)と新発田市出身の千葉PG富樫勇樹(24)の新旧日本代表の対決にもなったが、軍配は相手に上がった。狙っていた今季初リーグ3連勝はならなかった。

 前半に主導権を握っていたのは新潟。第2クオーター(Q)までは41-38。インサイドとアウトサイドを有効に使って攻撃した。第1Qは、インサイドのセンター(C)ダバンテ・ガードナー(26)にボールを集中。132キロの巨体がディフェンスをグイグイ押して最初の10分間で10得点(通算34点)を挙げた。外角からは3点シュートが放り込まれ、スモールフォワード(SF)池田雄一(34)は5本放ってパーフェクトの15点。逆転負けしたものの、全員が戦う姿を見せた。