床運動世界王者の白井健三(21=日体大)が、圧巻の演技で17年シーズンを締めくくった。

 白井は難度の高い技でも着地を次々と決め、15・800の高得点をマーク。2位の谷川航(21=順大)が出した14・600に大差をつけて3連覇を果たした。

 あん馬は杉野正尭(19=鹿屋体大)が14・850で初優勝。ベテラン亀山耕平(28=徳洲会)は3位だった。つり輪は陳智郁(29=台湾)が優勝し、武田一志(25=徳洲会)が2位に入った。

 女子の跳馬は宮川紗江(18=セインツ体操ク)が初優勝、村上茉愛(21=日体大)は3位だった。段違い平行棒はメラニー・デジュススドスサントス(17=フランス)が優勝した。