強化拠点の「中国化」で「排除」に対抗。日本卓球協会は16日、都内で理事会を開き、日本代表強化のため、中国人コーチ、練習パートナーの中国人選手を増員する方針を決めた。

 今年から世界最高峰の中国スーパーリーグに日本人選手が出られなくなり、20年東京五輪まで参加のめどは立たない。宮崎強化本部長は「中国で合宿もできない。中国人コーチ、選手を招くことでトレセンの中国化を図りたい」と説明。また来年の全日本選手権から男女シングルス優勝者に100万円を贈ることも決定。元日本代表監督でヘアケアメーカー、スヴェンソンの児玉圭司会長が協会などに寄付した5000万円が原資になる。