東地区首位の秋田ノーザンハピネッツが中地区4位の金沢武士団を85-76で下し、連勝した。前半は金沢に粘られ同点で折り返したものの、第3クオーター(Q)終了間際に谷口大智(27)、中山拓哉(23)の3点シュートでリード。第4Qも白浜僚祐(26)の連続得点で突き放した。

 中山の存在感が際だった。耐えた第2Qは5つのリバウンド奪取で逆転を阻止。中山は「毎試合ヒーローが違うのがこのチームの強み。コートには5人しか立てないので、責任を持って立つ」と第3Q終了間際にもブザービーターの超ロングシュートを決め流れを呼びこんだ。中山は来年1月のオールスターゲームにSNS投票で初選出。試合後は「投票してくれてありがとうございます」と感謝し、今年を締めくくった。