4年連続40度目出場の弘前工(青森)は、総体8強の大村工(長崎)に16-25、20-25のストレート負けを喫した。

 第1セット序盤は190センチサウスポー苅田晃都(2年)のライトアタックや、副島冬茂(とも、3年)主将のスパイクなどで接戦に持ち込んだ。だが、ミスなどもあって12-13から6連続失点。一気に奪われてペースを握られた。第2セットもブロックなどで相手攻撃に食い下がったが、終盤に連続失点を重ね、2年連続の初戦突破はならなかった。

 170センチながら最高到達点325センチの副島主将は「最初は自分たちのバレーを見せられたが、途中から集中力が劣っていた。個人的には持ち味のレシーブの粘り強さなどは出せたと思うが、全国では通用しなかった」と悔しい表情。卒業後は進学予定の山形大でバレーボールを続けるつもりだ。