全日本スキー連盟は22日、平昌五輪代表(ピョンチャンオリンピック)23人を追加発表した。モーグル男子では昨年の世界選手権2冠の堀島行真(20=中京大)が初の代表入り。20日(日本時間21日)に五輪前最後の実戦となるW杯(カナダ)で初勝利を挙げ、この日帰国。東京・羽田空港で会見し、「夢見てきた舞台だし、みんなを感動させられる滑りで、金メダルを取りに行きたい」と意気込みを語った。

 五輪では、W杯歴代最多48勝を誇り、堀島に敗れるまでW杯6連勝中だったミカエル・キングズベリー(カナダ)が金メダル争いの最大のライバルとなる。「連勝を止められてうれしいし、狙って1番を取れたのは次につながる。五輪でもしっかり結果を出したい」と力を込めた。

 スキー複合は、ソチ五輪銀メダルで4大会連続の渡部暁斗(北野建設)ら5人。スノーボードのハーフパイプでソチ五輪銅メダルの平岡卓(バートン)も選ばれた。