国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(64)が国際ボクシング協会(AIBA)のガバナンスなどを問題視して、20年東京オリンピック(五輪)でボクシング除外を検討する考えを示してから一夜明けた5日、韓国・平昌(ピョンチャン)入りしている2020年東京大会組織委員会関係者は「事態の推移を見守ります」と話した。

 また日本オリンピック委員会関係者も「今後の話し合いを見ていきます」。バッハ会長は、AIBAが1月下旬に提出した、改善点などの報告書に「すべて満足のいく内容ではない」と激怒。4月30日までに、報告書の再提出を求めている。