個人第19戦が行われ、日本勢は小林陵侑(土屋ホーム)が135・5メートル、128・5メートルの合計229・3点で13位となったのが最高だった。

 兄の小林潤志郎(雪印メグミルク)は17位で、上位30人による2回目に進めなかった竹内択(北野建設)佐藤幸椰(雪印メグミルク)はともに37位、45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は46位。平昌冬季五輪ラージヒル覇者で、1回目に葛西らが持っていたW杯のジャンプ台記録を3メートル更新する146メートルを飛んだカミル・ストッフ(ポーランド)が合計285・4点で今季7勝目、通算29勝目を挙げ、残り3試合で個人総合優勝に大きく前進した。

 ◆小林陵侑の話 (9位の1回目から)ステップアップしたかったが…。調子はいいと思う。次からフライングヒルなので楽しみたい。

 ◆小林潤志郎の話 助走は良くなってきているので、あとは飛び出しを変えていかないといけない。内容は良くなってきている。

 ◆竹内択の話 なかなか難しい。フライングヒルになったら良くなるかもしれないし、試行錯誤したい。

 ◆佐藤幸椰の話 海外は台によってゲート(スタート位置)の高さがかなり違い、滑りたい姿勢に入れない。飛べる感じがしない。