2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会が選手村の「分村」となる宿泊施設として、セーリングは神奈川県大磯町の「大磯プリンスホテル」、自転車トラック種目などは静岡県伊豆市の総合リゾートホテル「ラフォーレ修善寺」を選定したことが27日、関係者への取材で分かった。既に覚書を締結し、28日の理事会で報告される。

 セーリング会場の江の島ヨットハーバーと自転車の伊豆ベロドロームは、東京都中央区晴海の選手村から遠く、渋滞や選手の負担などが懸念されていた。組織委は国際オリンピック委員会(IOC)と国際競技連盟(IF)と協議の上で「分村」を検討していた。

 会場から約20キロの大磯プリンスホテルは移動時間約35分、600人以上の滞在が可能と想定。コテージ棟や体育館も備えるラフォーレ修善寺は会場から約20キロで移動時間は約30分、400人以上が宿泊できると試算している。