地元東京Bが70-54で栃木を下し、ベスト8に進出した。

 東京Bは八王子市立一中の4人が奮戦。PG玉川なつ珠、SG酒井杏佳、SF佐坂光咲(いずれも2年)とC森美麗(1年)が攻守で力を見せた。酒井らが小気味よくミドルシュートなどを決めると、森が179センチの長身を利して、ゴール下を制圧した。塩田敦士コーチは「いつでも点を取れるという雰囲気を持ってきてくれる」とニッコリ。「高さと修正力がある」と4人の実力を評価した。

 準々決勝の相手は千葉。同コーチは「どれだけリバウンドが取れるか」をテーマに「がまんして、がまんして勝つ」と必勝を誓った。

 東京Aが28日に前回優勝の大阪に敗れ、予選リーグ敗退。東京Bは仲間の思いも背負い、ベスト4を狙う。