ハンドボール日本代表の32年ぶりオリンピック(五輪)出場が、正式決定した。国際ハンドボール連盟(IHF)は3日、20年東京五輪の予選方式を発表。日本は男女とも開催国として予選免除で出場権を得た。男子は88年ソウル大会、女子は76年モントリオール大会以来の出場。16年リオ大会では実施28競技で唯一出場がなかった。

 五輪は男女ともに12チームで、出場国は19年世界選手権上位国と各大陸予選などで決まる。女子の世界選手権は熊本で開催される。

 慣例では開催国枠で出場でき、日本協会もIHFから事前に確約をもらい、準備を進めていた。日本協会専務理事で強化本部長の田口隆氏は「分かっていたとはいえ、IHFから正式にアナウンスされて、目標が明確になるのは大きい」と話した。