スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズは昨季王者のクルセーダーズ(ニュージーランド)に11-33で敗れ、開幕8連敗となった。開始直後から連続トライを許したが、前半14分に相手の守備を崩してCTBリトルが左隅にトライを挙げ、5-14で折り返した。雨が強まる中、後半は2PGで3点差まで迫り健闘した。その後は3トライを奪われて突き放された。

 昨季3-50で完敗した王者相手に「22点差」で善戦した。キックミスなど攻守で精度を欠いた場面もあったが、ジョセフHCは「崩れずに戦い続けられたことは誇りに思う。チームとしては改善している」。SH田中も「確実に日本のラグビーが成長している」と、勝ち星がないチームが上向きであることを強調した。27日は敵地で一昨季王者で今季6勝1敗のハリケーンズ(ニュージーランド)と対戦する。