日本代表の安部篤史(35)足立夢実(29=ともに楓心舘ク)が、87・7667点で2位に入った。優勝したイタリアに1・8666点差だった。

 前日28日の同テクニカルルーティン(TR)では演技にばらつきが出て、85・2373点止まり。優勝のイタリアと3点以上の差がついて、足立は「カウントがずれたら世界と戦うのはまだまだ」と口にしていたが、この日は演技をまとめた。

 昨夏の世界選手権ブダペスト大会ではTR、FRともに4位と表彰台まであと1歩に迫った。安部は「ブダペストが終わってから、もう1度やると決めたのは、上位を目指すということを決めたから。4位の上は表彰台しかないので」と話しており、19年世界選手権韓国大会では悲願のメダル獲得を目指している。