スポーツクライミングのW杯は6日、中国の重慶で行われ、ボルダリング第3戦で女子の野口啓代(TEAM au)が15年6月以来、3季ぶりのW杯優勝を果たした。6人による決勝では唯一4課題(コース)全てをクリアした。野中生萌(同)は3完登で2位だった。ともに3戦連続の表彰台。

 男子は藤井快(TEAM au)が日本勢で唯一決勝に進み、3完登をマークして昨季第1戦以来の優勝を飾った。スピードの第2戦も行われ、日本勢は男女とも予選上位16人によるトーナメントに進めなかった。