アメリカンフットボールの関学大が、定期戦で対戦した日大選手による悪質な反則行為で選手が負傷した問題について、日大へ厳重抗議文書を送付した関学側は、会見から一夜明けた13日も、回答期限に設けた16日まで待つ構えだ。

 関学大は12日に、兵庫県西宮市内で、鳥内秀晃監督(59)ら会見。10日付で厳重抗議文書を送付し、回答次第では来年度以降の定期戦を「拒絶」する考えも示している。

 両校は6日に都内で51回目の定期戦を実施。日大DLのタックルで関学大の2年生QBが全治3週間のけがを負い、新たに左脚のしびれも訴え、近く精密検査の予定もある。