重量挙げ女子の2大会連続メダリスト三宅宏実(32=いちご)が24日、東京・千代田区役所で行われた東京五輪(オリンピック)2年前イベントに出席した。

 2年後の舞台は同区にある東京国際フォーラム。「金メダルを取れるように頑張りたい」と話した。重量挙げは開会式の翌日25日から始まる。「東京オリンピックの力に圧倒されないように、しっかり気持ちを整えて、そこに挑戦できたらいい」と口にした。

 国際重量挙げ連盟は、今月上旬の理事会で東京五輪の男女7階級を決めた。三宅が2大会連続でメダルを獲得した48キロ級はなくなり、最軽量級は49キロとなった。それでも三宅は「さほど大きな減量ことはない。逆に少し増やせることで体への負担を軽減できる。しっかり記録を伸ばして、49キロの階級でもトライしたい」と懸念はない。11月の世界選手権も49キロ級で実施される。世界の基準を知る重要な機会となるだけに「それぞれの階級がどのくらいやるかを踏まえ、私自身、少しでもベストの記録を出せるようにできたらいい」と話した。