秋田北がストレートで聖霊女短大付を下し、4年ぶり3度目の全国出場を決めた。昨年度U-18日本代表アタッカー野中瑠衣(2年)が両チーム最多の計18得点(サーブ2得点)で勝利に貢献。昨季決勝で敗れた悔しさを晴らし、全国高校総体に続く2季連続の全国切符を手にした。

秋田北が1月の新人大会から県大会負けなしで、再び頂点に立った。レフトエース野中が躍動。右攻撃やバックアタックも披露した。U-18代表で入学前にアジア選手権、昨夏は世界選手権を経験した。夏初戦敗退のチームは、まだ全国勝利がない。野中は「まず1勝。皆が安心できる存在になりたい」と自身初の「春高バレー」に乗り込む。