バスケットボールBリーグのレバンガ北海道は6日、札幌市内で内海知秀新監督(59)の就任会見を行った。

チームはここまで19試合4勝15敗で東地区最下位の6位。成績不振の責任をとる形で4日付で今季から指揮を執っていたジョゼ・ネト前監督(47)が退任していた。シーズン途中でバトンを託された内海新監督は「シーズン途中の苦しい状況の中ですが、引き受けることになった。ファンのためにも頑張っていきたい」と気を引き締めた。

内海新監督は女子日本代表監督として04年アテネ、16年リオデジャネイロ五輪で指揮。昨年9月からは北海道のアドバイザリーコーチを務めており、現有戦力は把握している。新指揮官は「目指すバスケはディフェンスをしっかり頑張って、ファストブレークにつなげる。組織的なプレーの中で得点を取っていきたい」と話した。

8日の富山戦(札幌・北海きたえーる)が新体制での初陣となる。