レバンガ北海道は富山に80-85で敗れ、16年Bリーグ誕生以来ワーストタイの8連敗を喫した。5日就任の内海知秀新監督(60)の初陣だったが白星は持ち越しとなった。

第2クオーター(Q)までの前半は50-43で先行。エースのマーク・トラソリーニ(28)が19得点を挙げた。チーム全体でも64・7%のシュート成功率で攻撃が機能。ディフェンスでも200センチ超のセンター、ジョシュア・スミスら今季リーグ最多得点の相手を封じ込めた。

後半は日本代表ポイントガード宇都直輝(27)を中心に修正してきた相手にじりじりつめよられ、第3Q中盤に逆転を許した。第4Qで4度勝ち越す粘りを見せたが、最後は相手に振り切られた。今季最多の15得点を挙げた折茂武彦選手兼社長(48)は「最後大事なところでターンオーバーが出てしまい結果的にこういうゲームになってしまった。自分たちがやるべきことはやれたが勝負には勝てなかった。(内海新体制で)練習をしっかりつんでいけば面白いバスケットがお見せできる。よりつめていけば結果がついてくると信じてやっていきたい」と前を向いた。

9日も富山と対戦する。