世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、男女を通じて日本人初の全豪シングルス女王の快挙を達成した。同6位のペトラ・クビトバ(チェコ)との頂上決戦を7-6、5-7、6-4で制し、28日発表予定の最新世界ランキングで、アジア初のシングルス世界1位も確定した。18年全米に引き続き4大大会2大会連続優勝は、14年全米から4大会連続で制したS・ウィリアムズ(米国)以来となった。

父フランソワさんは「本当にうれしい」と感激に浸った。ただ、試合中は、18年全米決勝と同じくチームが陣取る席にはおらず。優勝直後に、どこからともなく現れた。「この前よりうれしいかも。全米は、誰も信じてなかった。でも、今回は周りも、なおみ自身も期待していた中での優勝だったから」と、笑顔で話した。