フィギュアスケートの4大陸選手権(米アナハイム)で男子ショートプログラム(SP)4位から初優勝を目指す宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が9日(日本時間10日)、本番会場のホンダセンターで同日のフリーに向けて公式練習に臨んだ。

「月光」をかけての通しでは、4回転フリップ、4回転トーループを成功。8日の公式練習時は苦戦している様子だったが、夜のフリーに向けて、上向きな状態を印象づけた。

首位のゾウ(米国)とはSP終了時点で8・42点差。SP7位の田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)と同12位友野一希(同大)も調整。男子フリーは日本時間10日に行われ、宇野は19番滑走で午後3時6分、15番の友野は同2時27分、18番の田中は同2時50分頃に登場する。