バスケットボールBリーグ、レバンガ北海道は28日、松島良豪(27)が左足立方骨骨折と診断されたことを発表した。復帰時期は未定。19日の練習中に負傷した。

チームは40試合を終えて、10勝30敗で東地区最下位、リーグ全体でも下から2番目と低迷している。B1残留に向けて、残り20試合での巻き返しを狙っている状況下でさらなる痛手を負った。

今季の松島は成績が飛躍的に向上し、チームの要に成長。37試合(うち先発16試合)に出場し、1試合平均得点は5・5得点(昨年2・0点)。アシスト平均6・4はリーグランキングで2位につけている。またホーム試合前には「劇団松島」と銘打ち、パフォーマンスで会場を盛り上げるなどムードメーカーとしても存在感を発揮していた。

前節2月9日、10日のホーム新潟戦は体調不良で欠場。日本代表戦などによる約3週間のリーグ中断期間に入り初のチーム練習となった14日には、練習に復帰し「体重が落ちているので、ケガをしないように気をつけたい」と話していた。リーグ再開後の初戦、3月2日の次節琉球戦は出身の沖縄開催でもあり「絶対に勝ちたい」と意気込んでいた。

チームはこの日、東海大で内田旦人(22=東海大四)との特別指定選手契約合意も発表。松島が務めていたポイントガード、シューティングガードの役割が期待されている。