20年東京オリンピック(五輪)の空手女子組手で金メダルを狙う植草歩(26=JAL)が29日、都内で味の素のイベントに出席した。

外海遠征時に同社から食事や試合中の栄養補給でサポートを受けてきたことで「食事に対する意識が高くなりました。より質を高めて五輪で勝つにふさわしい選手になりたい」。2月以降は試合出場を控えて強化期間に充てており、昨年に比べて筋肉量が5キロほど増えたという。24年パリ五輪では空手が追加競技候補から除外されているが「五輪に空手がなくてはならないものと思ってもらえる戦いをしたい」と“逆転”への決意も明かした。