競泳男子で休養から復帰した萩野公介(24=ブリヂストン)について、五輪4大会連続出場の松田丈志氏(34)が8日、約3カ月のブランクに大きな影響はないと予想した。

「休む人の中には1年間休む人もいる。むしろ休みの時間としては3カ月は短いと思う。タイミングとしてはもう少し早いほうがよかったと思うが、それは結果論。東京五輪に向けてぎりぎりのタイミングかと思う。これよりも(休みが)ずれ込んでいたら厳しかったと思う」と話した。

松田氏はこの日、競泳日本代表をサポートする「味の素」のイベントに参加。水泳部の中高生を相手に、水泳教室などを行った。同社が提案するアスリートのための食事「勝ち飯」アンバサダーを務める松田氏は「速くなるためのポイントをそもそも知らない、知っていても続けられない、ということがあるので伝えていきたい。引退してから共同研究もしていて、現役選手にもフィードバックしていきたい」と口にした。