前回王者の張本智和(15=木下グループ)が初戦で姿を消した。世界ランク4位の張本が、同ランク599位の中国人選手に0-4とストレート負けを喫した。

ジャイアントキリングを果たした孫聞(22)は「張本選手は勝てるだろうと思っていたと思う。姿勢が高かった。守りに入っていた。叫び声でも彼より自分の方が上回った」と話した。

張本は4月の世界選手権個人戦でも同157位の格下選手に敗れベスト16に終わっていた。大会後、向かって来る格下選手に受けてしまう課題を自ら挙げていたが、今回も同じ課題を残してしまった形だ。