ウィザーズ八村塁(21)がアウェーでのペイサーズ戦に開幕から7試合連続で先発し、第3クオーター(Q)まで20分の出場で8リバウンド、1アシストを記録したが、放った5本のシュートはすべて外れ、初の無得点に終わった。チームは121失点で完敗し、2勝5敗となった。

4日のピストンズ戦で連敗を止め、いい流れで敵地に乗り込んだ。八村も「順位を上げていくにはアウェーで勝つことが大事」と話していたが、この日は序盤から動きに精彩を欠き、開始6分で2桁得点を挙げた前試合のようにはいかず、シュートチャンスすらなかなか作ることができなかった。

第2Qには自らシュートを持ち込むシーンもあったが、決めることはできず、点差を広げられた第4Qは出場がなかった。

ウィザーズは相手の速いパス回しにディフェンスが機能せず、17度のターンオーバーを許した。エースのビールが40分以上出場して30得点と奮闘するも、チームは第2Qだけで44失点するなど、徐々に点差を広げられた。敗れた5試合はすべて100失点以上と守備面の弱さを露呈した形となった。