フィギュアスケートの全日本選手権男子ショートプログラム(SP)で14位となった高橋大輔(33=関大KFSC)が22日、シングル最後の演技(フリー)に臨む。21日は会場の東京・国立代々木競技場で公式練習に臨んだ。

フリーの曲をかけての通しは、ジャンプを5本に絞って調整。練習終盤には4回転トーループを着氷させ、会場の関係者から拍手が送られた。本番での投入については「やらないです!」と笑顔で否定。「自分の中でテンションが上がるので」と他のジャンプへ好影響になっているという。

前日20日のSPはジャンプ3つが全てミスになり「あと10年若かったら…」と出来を悔やんでいた。年明けからはアイスダンスに転向。シングル選手としての“ラストダンス”へ「全日本に立てるのはぜいたくなこと。最後は思い切り、1人で滑るのを楽しみたい」と意気込んでいた。