東地区最下位のレバンガ北海道は16年のBリーグ発足以来ワースト2位、今季最多失点で8連敗を喫した。

同地区3位のSR渋谷に70-107で惨敗。37点差は今季最多タイで、連敗も今季最長。内海知秀監督(61)は「今シーズン最低のゲームをしてしまった」と肩を落とした。

「気持ちよくシュートが打てて点数が伸びた」。元チームメートで5本の3点シュートを決めたSR渋谷関野剛平(25)の言葉が全て。ミスでマイボールを失うターンオーバーは16で相手を9も上回った。

堅守で積み上げた白星が途絶えて1カ月。今季最多5791人が集まり、クラブ創設以来の来場者が60万人を突破したこの日も会場はため息に包まれた。次戦は29日敵地で秋田ノーザンハピネッツと対戦する。主将の桜井は「全員で前を向いていきたい」。自らに言い聞かせるように言葉を絞り出した。