NBAのウィザーズに所属する八村塁(22)が9日(日本時間10日)、NBA選手によるテレビゲーム大会の準々決勝で、サンズのブッカーに55-71の逆転負けを喫した。

リーグ公認ソフトの「NBA 2K20」が用いられ、八村はクリッパーズ、ブッカーはマーベリックスを選択した。にぎやかにしゃべりながら操作するブッカーに対し、八村は穏やかな表情でプレー。それでもゲーム好きとして知られる対戦相手に華麗なシュートを連発されると、悔しそうにため息を漏らした。

紫のパーカ姿でフード越しにヘッドホンを装着した八村は試合後、「おめでとう、いい試合だったね」とブッカーをたたえた。

試合は八村が立ち上がりに3連続ポイントを挙げたが、第2クオーター(Q)途中に6連続ポイントを奪われて逆転され、後半突き放された。

大会には16選手が参加。八村は5日(同6日)の1回戦でレーカーズを選択し、ネッツを選んだミッチェル(ジャズ)を74-71で破っていた。

準決勝と決勝は11日(同12日)。優勝者は新型コロナウイルスによる被害救済活動支援金10万ドル(約1090万円)の寄付先を決定する。