通信販売大手のジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)は10日、プロバスケットボールクラブを立ち上げ、Bリーグ3部(B3)への参加資格申請を行ったと発表した。21-22年シーズンからの参入を目指す。クラブ名はこの日より公募で受け付け中。8月31日が締め切りで、9月末に発表予定。

同社はサッカーJ2のV・ファーレン長崎の親会社で、17年に債務超過に陥っていたチームを傘下に入れ、経営を立て直した。24年までにはサッカースタジアムやアリーナなどで構成される「長崎スタジアムシティ」が完成予定で、新プロバスケットボールチームの本拠地も置かれる見込み。

高田旭人代表は「県内の方と話をする中でも地元にプロバスケットボールクラブを望む声を多く聞く。サッカーで感じた喜びやわくわくを、バスケットボールでも長崎の皆様とつくりあげていきたいという思いから、Bリーグ参入を決意した」とコメントした。