朝日新聞北海道支社、HTB北海道テレビ、北海道日刊スポーツ新聞社主催のトークイベント「Next Sports Meeting~コロナ時代に考える@北海道~」が30日、札幌市内で開催された。スポーツジャーナリスト増田明美さん(56)、スキージャンプ雪印メグミルク原田雅彦監督(52)、サッカーJ1コンサドーレ札幌の野々村芳和社長(48)の3人が出演し、スポーツ界の現状と今後について語り合った。

来年の東京オリンピック(五輪)は札幌でサッカー、マラソン、競歩が開催される。増田さんは「ぜひスポーツを知って好きになって楽しんで、自分のエネルギーにするきっかけにしてほしい」と呼びかけた。原田氏は団体で金メダルを獲得した98年長野五輪を振り返り「心強いと思った。応援に結果で返したいと選手は思っているはず」と自国開催の意義を主張。野々村社長は「Jリーグは条件がある中でも、日本でできていると見せていく責任がある」と、プロスポーツとして東京五輪開催を後押しする姿勢を示していた。