世界ランキング9位の大坂なおみ(22=日清食品)が、同74位のカミラ・ジョルジ(イタリア)に6-1、6-2で快勝し5年連続3回戦進出を決めた。
試合後のインタビューでは「サーブが良かった。ポジティブな姿勢で試合ができた。(大健闘した)西岡のマリー戦も刺激になった。(負傷した左足は)ここでプレーできているんだし、悪くはない」とコメントした。
3回戦では同45位のアナスタシヤ・セバストワ(30=ラトビア)を破った同137位のマルタ・コスチュク(18=ウクライナ)と対戦する。
この試合で大坂は「ELIJAH MACCLAIN」と書かれたマスクを付けて登場。エリジャ・マクレーンさんは警官による取り調べ後に死亡した黒人男性。
大 坂 | 2 | 6-1 6-2 - | 0 | ジョルジ |
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大 坂 | ★ | ○ | ○ | ○ | ★ | ○ | 6 | |||||||
ジョルジ | ○ | ○ | 2 |
○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク
▼第8ゲーム 大坂のサーブ 大坂のフォアがネットにかかり0-15。大坂がバックのクロスのウイナーを決め15-15。センターへの4本目のエースで30-15と逆転。ジョルジのバックがアウトし、マッチポイント。40-30から大坂のフォアがアウトしジュース。大坂のフォアのボレーがアウトし、ジョルジのブレークポイント。大坂がセンターへ強烈なファーストを決めジュース。続いてワイドへのファーストをジョルジが返せず、3度目のマッチポイント。セカンドのリターンをジョルジがフォアでアウトし、大坂がキープして第2セットも連取。5年連続の3回戦進出を決めた。
試合時間は1時間9分。エースは大坂4本、ジョルジ2本。ファーストの確率は大坂65%、ジョルジ62%。ファーストのポイント獲得率は大坂79%、ジョルジ52%。ウイナーは大坂14本、ジョルジ15本、凡ミスは大坂11本、ジョルジ23本
▼第7ゲーム ジョルジのサーブ 15-15からジョルジのバックがネットにかかり15-30。30-30からジョルジのバックがアウトし、大坂にブレークポイント。ジョルジの4本目のダブルフォールトで大坂がブレーク
▼第6ゲーム 大坂のサーブ 大坂がセンターへ強烈なサーブを決めて15-0。大坂がラリーを圧倒し30-0。さらにセンターへの3本目のエースを決めて40-0。40-15からセカンドをジョルジが返せず、大坂がキープ
▼第5ゲーム ジョルジのサーブ ジョルジが2本目のエースをセンターへ決め30-15。30-30からジョルジばバックの逆クロスのウイナーを決め40-30。逆を突くショットを決めてジョルジがキープ
▼第4ゲーム 大坂のサーブ ジョルジがフォアのクロスのウイナーを決め30-30。ジョルジに初のブレークポイントを握られるが、大坂が好サーブでジュースに持ち込む。フォアのクロスのウイナーで大坂がアドバンテージ。大坂のバックがネットにかかり再びジュース。最後はセンターへの2本目のエースを決め、大坂がキープ
▼第3ゲーム ジョルジのサーブ 長いラリーからジョルジが鮮やかなバックのクロスのウイナーを決め15-0。さらに連続してバックのウイナーで30-0。30-15からジョルジがフォアのウイナーで40-15。大坂がバックでリターンエースを決め40-30。長いラリーでジョルジのフォアがアウトし、ジュース。ジョルジが踏ん張ってキープ
▼第2ゲーム 大坂のサーブ 40-30からファーストをワイドへ決め、大坂がキープ
▼第1ゲーム ジョルジのサーブ 15-15から大坂のパッシングショットがネットにかかり30-15。ジョルジのバックのクロスがアウトし30-30。ジョルジのフォアがネットにかかり、大坂にブレークポイント。大坂のバックがアウトの判定もオーバールールでやり直し。ジョルジのフォアがネットインし、ジュース。ジョルジが4本目のダブルフォールトで、大坂に再びブレークポイント。ジョルジのバックがネットにかかり、大坂がブレーク
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大 坂 | ○ | ★ | ○ | ★ | ○ | ○ | 6 | |||||||
ジョルジ | ○ | 1 |
○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク
※センターコートのナイトセッション第1試合
▼第7ゲーム 大坂のサーブ 40-0から2本目のダブルフォールト。ファーストをワイドへ決め、大坂がキープして第1セットを先取。大坂のファーストの確率は57%だが、ポイント獲得率は83%。凡ミスは大坂4本、ジョルジ11本。ウイナーはともに6本
▼第6ゲーム ジョルジのサーブ 40-0から大坂が40-30と巻き返したが、ジョルジがセンターへの1本目のエースを決めて初のキープ
▼第5ゲーム 大坂のサーブ 大坂が1本目のダブルフォールトで30-15。大坂が好サーブを決めてキープし5ゲーム連取
▼第4ゲーム ジョルジのサーブ 大坂がセンターからクロスのフォアのウイナーで15-15。ジョルジのバックがアウトし15-30と大坂が逆転。大坂が好リターンからのネットプレーを決め、ダブルのブレークポイント。大坂の連続ミスでジュース。ジョルジがミスとダブルフォールト。大坂がブレークし4ゲーム連取
▼第3ゲーム 大坂のサーブ ラリーで圧倒し、40-15からファーストをワイドへの1本目のエースを決め、大坂がキープ。ここまで大坂の凡ミスは1本、ジョルジは5本。ウイナーは大坂3本、ジョルジ5本
▼第2ゲーム ジョルジのサーブ ジョルジのバックのダウンザラインがウイナーとなり30-15。続いてバックのクロスもウイナーとなり40-15。チャンスボールをジョルジがミスし40-30となり、ダブルフォールトでジュース。再びダブルフォールトで大坂にブレークポイント。大坂がバックのダウンザラインがウイナーとなりブレーク
▼第1ゲーム 大坂のサーブ 大坂は左足太ももにテーピングをして登場。試合前のインタビューで体の状態を聞かれ「やってみないと分かりません」と答えた。
大坂のサーブで試合開始。大坂がワイドへのファーストを決め30-15も、ジョルジがリターンエースを決め30-30。ジョルジがセカンドをバックでたたくがネットにかかる。大坂がフォアのウイナーを決めてキープ