ソニーが逆転負けを喫し、6連覇を逃した。第1クオーター(Q)開始2分、ペナルティーコーナーから瀬川真帆が押し込み先制したものの、流れをつかみきれない。

第2Qからはコカ・コーラのペースで試合が続き、終盤に逆転を許した。永井祐司監督は「まったく主導権をにぎれなかった」と振り返った。

キャプテンの永井友理は「6連覇したかった。12月にはもう1つ大きな大会があるので、あと1つは絶対に優勝して、チームのために全力でプレーしたい」と全日本ホッケー選手権でのリベンジを誓った。

内藤夏紀は涙を流し「今日の試合は完敗でした。今まで本当に全員でレベルアップしてきて、自信をもって臨んだ大会だったので、自分たちの力を出せなかったことが悔しかった。もっとパスをつなげて行ければ自分たちのペースで試合ができた」と言葉を絞り出した。