アランマーレ(山形)が千葉エンゼルクロスに3-1で逆転勝ち。今季ホーム戦負けなしの4連勝を飾り、年内最後の公式戦を白星で締めた。
第1セット(S)を落とすも、攻撃バレーを貫き以降は3Sを連取。木村友里(25)が両チーム最多の21得点を挙げた。昨季は11勝10敗の5位に終わったが、今季はここまで8勝2敗の2位の好順位をキープ。6シーズン目で悲願のV1初昇格への機運が高まってきた。
ホーム戦では負けない。アランマーレは第4S、24-23で迎えたマッチポイントで、ラストトスが木村に上がった。「最後は自分で決めるつもりだった」と勢いよくコートを蹴り上げ、右手で強烈なスパイクを放ち、試合を決めた。両チーム最多21得点の活躍。昨季から続くホーム8連勝に花を添えた。「ホームの応援のおかげで勝てています。とてもうれしい」と笑顔が弾けた。
チームのテーマ「攻撃の爆発力」を貫いた。第1Sは相手の粘り強い守備にリズムがつかめず、22-25で先取された。木村は「攻撃の部分で迷いがあった。2S目以降は思い切って出し切ろう」と切り替えた。第3Sは24-25から同点スパイクを放ち、第4Sは19-17からは1人で4連続得点を挙げた。「攻め続けることができた。みんなの思いが得点につながったと思う」。持ち味の攻撃バレーを体現した。
開幕から8勝2敗の好成績にも満足はない。ここからが勝負と位置づける。北原勉監督(39)は「各チーム、対戦相手は分析している。今まで通りの戦い方では勝てない。新しいことにトライする必要がある」と勝ってかぶとの緒を締めた。木村も「スパイクのコースを変えたり、やることを決めて挑戦し続けたい」と21年に続けていく。
山形愛も強い。昨年は地元の夏祭り、ハロウィーンパーティーなど数多くのイベントに参加。地域との交流も大事にする。北原監督は「今年は参加できませんでしたが、地元の力が選手の力にもなっている。勝利の味を一緒に分かち合いたい」と共闘を呼び掛けた。狙うは初のリーグ制覇とV1昇格。次戦は来年1月9日、アウェーでの首位ルートインホテルズ(長野)戦。勝つしかない。【佐藤究】


