地元の東京・日体桜華中が85-32で佐賀・唐津一中(佐賀)に圧勝した。

日体桜華は178センチの山田英真(3年)がゴール下を制圧した。長い手を伸ばして相手反則を誘い、フリースローを決めたかと思えば、オフェンスリバウンドを取って、第1クオーター(Q)からゴールを量産した。そして、同Qを25-6で勢いに乗ると、前半を45-18として勝負を決めた。

1Q8分制、32分の試合のうち、18分余りの出場でベンチに下がった山田は「相手が速くルーズボールに取り付くので、思ったほどリバウンドが取れなかった」と、チーム最多の20得点、15リバウンドの好成績にも、まだ納得がいかない様子。「次は20リバウンドは取りたい」と貪欲な姿勢を見せた。

日体桜華中卒業後は、愛知の名門・桜花学園高へ進む。「桜花学園には背の高いセンターの人が多いので、自分はフォワードになると思う。ドリブルができるよう、これから頑張りたい」と、さらなる成長を目指す。