米沢中央は初の8強進出を逃した。大阪国際滝井にストレート負け。だが、第1セットは最大6点リードから23点目まで主導権を握り、過去3度の優勝実績を持つ相手を苦しめた。しかし、23-22から痛恨の3連続失点し、歯車が狂った。

亀井美子主将(2年)は「エースとして、皆がつないでくれたボールを決め切れなかった」と悔しさをにじませた。敗れはしたが、新チームには先発の1、2年生6人(リベロ1人含む)。先発唯一の3年生で、卒業後はV・プレミアリーグに進む身長183センチのミドルブロッカー佐藤吉野は「自分の思っていたプレーができなかった心残りがある。決定力もレシーブも気持ちの面も上げていきたい」と悔しさを糧にする。