B1新潟アルビレックスBB小菅学社長がリーグ参戦5季目を迎えたチームについて、連載「小菅学社長のBBコラム」(毎月第1、3金曜掲載予定)で裏話を交えて紹介する。

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秋田ノーザンハピネッツ戦(3日)は2カ月ぶりにホームで勝つことができました。たくさんのファンの皆さんに応援していただいたおかげです。ありがとうございました。

前回のこのコーナーでも触れた青木勇人監督代行(47)が指揮を執って約1カ月。インサイドを起点にしたバスケの形が見えてきた気がします。内を攻めることで攻撃のバランスが良くなりました。そして、守備の堅さ。ここ9試合で80失点以上は2回と、全体が改善されています。

最近感じているのは、日本人選手が仕事をしているということです。2連勝した広島ドラゴンフライズ戦(2月13、14日)は1戦目でSF林翔太郎選手(25)が22得点。2戦目はSF大矢孝太朗選手(26)が要所で3点シュートを決めました。2人とも得点だけでなく、リバウンドにも積極的に絡んでいます。出場時間の長短にかかわらず、それぞれが役目を自覚して遂行する。チームの意思が統一されています。

レギュラーシーズンは残り20試合で、ホーム戦は10試合です。新型コロナウイルスの影響で試合観戦に制限がある中でも開催できているのは、応援してくださる方々のご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。そして、チームは期待にこたえられるよう、チャンピオンシップ進出を目指して一丸で戦い抜きます。(新潟アルビレックスBB社長 小菅学)