優勝した15年大会以来6季ぶりの出場となるエリザベータ・トゥクタミシェワ(24=ロシア連盟)が3位発進を決め、存在感を示した。

冒頭、ゆったりとした滑りから独特の軌道を刻むトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功。15年大会で国際大会6人目の成功を果たした大技を、年齢を重ねて決めきった。3つのジャンプ、スピン、ステップもハイレベルで集め、得点は78・86点。得点を見ると笑顔。「今季最高の演技ができました。アクセルの調子はいいです。いっぱい練習しましたから。15年と今とでは私自身に大きな変化があります。変化をし続けて停滞していないことは私にとっては大きなことですね」と述べた。