バレーボール男子代表の石川祐希が(25)所属するミラノが、フルセットの末にパドバに勝利を収めた。

ベンチスタートだった石川だが、1セット目から早くも出番が訪れた。最終セットでは2連続でサービスエースを決めるなど10得点を挙げて勝利に貢献した。

ペルージャに敗れて準決勝進出を逃したミラノは来季「CEVチャンレジカップ」への出場権を得るため5位決定戦に臨み、幸先よいスタートを切った。石川は「プレー自体は悪くなかったですが、間に落とされてサービスエースをとられるボールが多かったので、そこを修正して次に臨みたいと思います」と話した。

24日(日本時間25日)に行われた「CEVチャレンジカップ」決勝(トルコ・ジラート)で勝利してタイトルを獲得した。ディフェンディングチャンピオンとして来季臨むために、チームは結束している。

次戦は31日(=日本時間4月1日)、ホームでチステルナと対戦予定。石川は「来季の出場権を獲得することが僕たちの今の目標なので、それを達成するために、準備、コンディションをしっかり整えて戦っていきたいというふうに思っています」と話していた。