フィギュアスケートの世界国別対抗戦(4月15~18日、丸善インテックアリーナ大阪)に出場する選手が31日、大会を中継するテレビ朝日系の報道番組「スーパーJチャンネル」で発表され、日本の男子2枠は羽生結弦(26=ANA)と宇野昌磨(23=トヨタ自動車)に決まった。

羽生は、日本の前回優勝に貢献した17年大会(東京)以来2大会4年ぶり、宇野は3大会連続の出場となる。

女子は紀平梨花(18=トヨタ自動車)と坂本花織(20=シスメックス)に、ペアは三浦璃来(19)木原龍一(28=ともに木下グループ)組、アイスダンスは小松原夫妻の美里(28)尊(29=ともに倉敷FSC)組が代表となった。

 

大会2連覇を狙う米国の男子は、先週末まで行われた世界選手権でV3を遂げたネーサン・チェン(21)らが出場する。ロシア連盟からは、同じく世界選手権女王のアンナ・シェルバコワ(17)や準優勝のエリザベータ・トゥクタミシェワ(24)らが参戦する。

 

開催日程(予定)は以下の通り。

【4月15日】

氷上オープニングセレモニー 午後2時30分

アイスダンス・リズムダンス=RD 午後3時15分

女子ショートプログラム=SP 午後4時35分

男子SP 午後6時40分

【16日】

ペアSP 午後4時

アイスダンス・フリーダンス=FD 午後5時25分

男子フリー 午後7時

【17日】

ペア・フリー 午後3時15分

女子フリー 午後4時50分

表彰式 午後6時50分

【18日】

エキシビション 午後2時

世界国別対抗戦は国際スケート連盟(ISU)が主催する唯一の団体戦大会として09年に始まった。男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4種目の総合成績で争う。出場できるのは世界ランキング上位6カ国。過去6大会の優勝は米国4回、日本2回となっている。【木下淳】