バスケットボールのBリーグは1日、新型コロナウイルス陽性者が多数判明して公式戦中止が相次ぐ中で、1、2部(B1およびB2)合同の臨時実行委員会を開き、代替試合を可能な限り開催して各チーム60試合の公式戦実施を目指していくことなどを決めた。

リーグ戦中断や中止を求める声はリーグからもクラブからもなく、島田チェアマンは、「今季は最後まで遂行していこうと、団結してやってきている。そこはすでに最大限合意されているところ」と強調した。

予定されていた60試合を消化できなかったチームがあった場合、レギュラーシーズンの順位は勝率によって決定する。

リーグでは今季B1で24試合、B2では41試合が新型コロナウイルスの影響などで中止となった。B1の中止試合はすべて3月下旬以降で、この日には、沖縄アリーナのこけら落としとなるはずだった琉球-三河戦(10、11日)の中止が発表された。B2でも3月下旬以降に30試合が中止になっている。

Bリーグによると3月19日以降、B1で4クラブ、B2で7クラブの選手やスタッフから計65人の陽性者が確認された。

感染拡大対策を強化するため、隔週で行ってきたリーグ一斉のPCR検査は毎週実施される。