新潟アルビレックスBBは3連敗を喫した。第4クオーター(Q)、66-66の残り4分54秒から連続10失点で横浜に引き離された。SFロスコ・アレン(27)が2戦連続40分間フル出場で23得点、PG五十嵐圭(40)が第4Qに7得点と奮闘するが、終盤に失速した。

残り4分54秒のオフィシャルタイムアウト後に新潟は集中力を失った。このQだけで5つのターンオーバーを犯し、そのうち3つがオフィシャルタイムアウト後。得点はわずか4点にとどまった。

その前まではリズムをつかみかけていた。一時、8点差をつけられながらも五十嵐の3点シュート、アレンのドライブなどで巻き返した。残り4分を切ったところで横浜をチームファウル4つに追い込んだ。だが、そこから詰めの甘さが出た。

小菅学社長(47)が福田将吾監督(37)にパワハラ行為を行ったことで無期限の謹慎になり、福田監督は体調不良でチーム離脱中。組織、現場のトップが不在で戦ってきたシーズンも残すはホームでの3試合。青木勇人監督代行(47)は「残りのホーム戦、応援に応えるプレーを見せられるようにしたい」と話した。